「昇給したら税金でごっそり持っていかれた」という話、聞いたことありませんか。この誤解の正体と、累進課税の本当の仕組みを解説します。
日本の所得税は、課税所得が多いほど税率が上がる累進課税という仕組みです。税率は5%から45%まで7段階に分かれています。
結論から言うとこれは誤解です。累進課税は「税率が上がった部分だけ」に高い税率がかかる仕組み(超過累進課税)で、収入全体に一律で高い税率がかかるわけではありません。年収が上がって手取りが減ることは、通常の給与所得では起こりません。
これも誤解です。たとえば課税所得が330万円を超えて税率が10%→20%に上がっても、20%がかかるのは330万円を超えた部分だけ。すでに稼いだ330万円分の税率が遡って上がることはありません。
年収が上がるにつれて上がるのは「平均税率」であって、「手取りの絶対額」ではありません。年収が上がれば、天引きされる割合は増えても、手取りの金額自体は基本的に増えていきます。
当サイトの手取り計算機なら、年収ごとの手取り額と税率の関係を実際の数字で確認できます。