「貯蓄1000万円」と聞くと大金に感じますが、実際どのくらいの人がそこに到達しているのでしょうか。年代別の実データで見てみましょう。
金融資産の分布は、一部の富裕層が平均を大きく押し上げる傾向が特に強い分野です。二人以上世帯の金融資産の平均は約1,940万円ですが、中央値は720万円と、実に3倍近い差があります(J-FLEC「家計の金融行動に関する世論調査」2025年)。実感に近いのは中央値のほうです。
同調査によると、二人以上世帯の金融資産の中央値は、30代で311万円、40代で500万円、50代で700万円、60代で1,400万円と、年代が上がるにつれて着実に増えています。焦る必要はなく、年代なりの積み上げが標準的な姿です。
同じ調査では、金融資産を保有していない(貯蓄ゼロ)と答えた世帯が、二人以上世帯でも各年代で1〜2割ほど存在します。貯蓄がないことは特別なことではなく、そこからどう先取り貯蓄の仕組みを作るかが次の一歩になります。
当サイトの貯蓄額ランキング判定では、年代・世帯タイプ別に同年代の中での位置、さらに世界基準での位置まで確認できます。